女性ライダーの性格(3)情に厚い
バイク乗りの女性に当てはまりそうな性格とその魅力について考察していきます。今回は、「情に厚い」という性格的傾向について見てみましょう。
受け入れると決めた人を大切にする
バイクに乗る女性は、意思が強くて一人を謳歌しており、他者と比較することはありません。基本的に「自分」が主体となっています。
ただし、「他人のことに一切興味がない冷徹な性格」ではありませんし、ましてや「人と一切かかわりたくない」といった後ろ向きな性格でもありません。なぜなら、女性ライダーたちは基本的にポジティブだからです。
ライダーならきっと賛同してくれると思います。だって、バイクに乗り続けているのに、いつまでもネガティブな気分であり続けるほうが難しいでしょう?
彼女たちも他のライダーと同様に人との縁を大切にしています。バイクに乗っていれば、まったく知らない人からお世話になったり、助けてもらったり、有益な情報・アドバイスをいただいたりする経験が増えることもあって、一期一会の出会いを丁寧に楽しみたいと考える人も多いでしょう。
ただ、本人がもともと持っている気質に差はありますから、積極的に話しかける人もいるでしょうけど、自分からは話しかけないという人もいます。
どちらであっても、人にうんざりしていて誰とも交流したくない、というケースは珍しいはずです。彼女たちは自分の意思が強いですから、そもそも人に「うんざりする」前にさっさと立ち去ってしまったほうがいい、と割り切っているケースが多いという理由もあります。逆に、人付き合いに疲れてバイクに乗り始めたら、次第に楽しくなって性格が前向きになったという人もいますが、いずれにしてもバイクが大好きなライダーであり続ける以上、人との縁も大事にする気質を持っていることは想像に難くありません。
情の厚さは「切り替え力」の高さ
人を大切にするには、気持ちの切り替えや区別のスキルが必要です。人付き合いで嫌な気持ちになった、失敗したと思っても、くよくよせずにすぐ気持ちを切り替えられるかどうかがカギです。
気持ちの切り替えがスムーズにいかないと、また似たような状況になった際に昔の失敗を思い出してしまい、交流を避けようとしてしまいます。
一期一会の出会いを大事にできる情の厚さは、新しい気持ちで変化を受け入れる柔軟性と、過去にこだわらず気持ちの切り替えができるからこそです。この切り替え力の高さは、女性ライダーの大きな強みであり魅力です。