女性ライダー×男性ライダー
バイク乗りの女性と親しくなったからといって、それでハッピーエンドというわけにはいきません。「同じバイク好きだから、きっと彼女も同じ気持ちだろう…」と思って接していると、二度と一緒に走ってくれなくなってしまいます。こちらでは、女性ライダーの価値観と、男性ライダーとの相性についてまとめてみましょう。
男性ライダーと価値観が異なる
同じバイク好きとはいえ、女性と男性ではバイクに求めているものが異なります。
男性はバイクに対してストイックなものを求めており、バイクが絡めば逆境だって楽しく走れてしまいます。寒い日や暑い日、雨や雪の日でもバイクに乗る、あるいは何時間もぶっ続けで走り込んでしまうのは、そうやって自分を追い込む瞬間を快感に感じるストイックさがあるからです。
一方、女性ライダーはそのようなストイックさを求めてはいません。バイクに関しては男性より合理的で、バイクは人生を楽しむための「足」の一つに過ぎない、という見方のほうが多いのです。だから雨の日や雪の日は、相当のメリットを感じられないと走りませんし、ぶっ続けで走るなんてもってのほか。彼女にとってバイクとは、いい景色を見たり、おいしいものを食べたり、珍しいことを体験するための、爽快感のある手段です。
だからこそ、女性と一緒に走る際には「悪天候でも続行!」や「走行距離を稼ぐぞ!」なんて発想になってはいけません。二人で一緒にいる意味がなければ、一人で走ればいいだけですから。あくまでも二人で作る体験を重視しましょう。
バイク以外を褒めよう
バイク好きな男性だとお互いのバイクを誉めあうのは当たり前なので、ついその流れでバイク乗りの女性にもバイクの話を振ろうと思うかもしれません。ですが、実際のところこの方法はあまりよくないのです。
ただでさえ女性ライダーはたくさんの人から声を掛けられやすい存在です。「カッコいいマシンだね」「ライディングうまいね」「ジャケット似合ってるね」といった、バイクと女性の組み合わせを物珍しそうに伝えるような言葉は聞き慣れていますし、女性自身が反応に困る話題でもあります。
ですので、女性を褒めるときにはできるだけバイクに絡めず、彼女自身のことを褒めましょう。立ち振る舞いや内面などを自然に褒められるとよいですね。
スペックではなく中身を褒める。これはバイク乗りの女性だけではなくて、すべての女性、ひいては他者と接するときのポイントでもあります。
女性ライダー×男性ライダーの相性は90%
女性ライダーと男性ライダーは、基本的に相性抜群。女性のほうが相手に「バイクが好きであってほしい!」と願うことが多いこともあって、お互いバイクが好きという共通点がうまくマッチすれば、素敵なカップルになれるでしょう。
しかしながら、バイク好きという点に甘んじて説明や気遣いを怠ってしまうと、一気に破局してしまう可能性があります。
男性のほうから歩み寄り、「体験を共有する」ことを重視すればお互いの中も深まり、バイクの新たな楽しみ方も広がるでしょう。