ルール

初心者女性とのツーリングで気をつけたいこと

初心者女性とツーリングに行くなら?考えてあげたいこと

バイクに乗り始めても長い人であれば、ツーリングに行くのも慣れたもので、ツーリングの計画もルートも運転も、それほど心配ありません。
しかしバイクの免許を取得して初めてツーリングに行く女性は不安でいっぱいです。

もし気になるバイク初心者の女性から「ツーリングに連れて行ってほしい」と言われたら、彼女のことを考えて「初心者にも無理がないツーリング」の予定を立てましょう。
楽しいツーリングになれば、友達から気になる人へ格上げになる可能性だってあります。

走り出しはゆとりを持つことが初心者ツーリングの鉄則

バイクの免許を取って街乗りしかしたことがない、1時間程度しか遠乗りしたことがないなどの初心者女性ライダーは走り出しだって緊張しています。
走り出してしばらくはバイクふらついた・・?エンストしないかな?ここでシフト変えるべき?と色々なことを考えながら走っているのです。

ツーリングに慣れている自分や仲間たちとは違い、ツーリング初心者の女性が一緒ですから、スケジュールが行き詰まらないようにゆとりをもって「早めの時間」に出かけます。
ヘルメットをかぶって、ゴーグルをつけて・・というライダーなら慣れている作業も、初心者の彼女は装備にもあたふたしますので、「時間あるから大丈夫、ゆっくりやってね」と声をかけるくらいの余裕がほしいです。

先行は自分・・彼女をいつも気にしてあげよう

走り出す際の先行はもちろん自分です。
彼女は初心者で運転にも慣れていないのですから、ルートを見るなんて余裕はありません。
バイクの運転、操作に専念してもらうようにして、自分が先行して進みます。

途中、バックミラーで彼女を確認し、彼女のスピードをよく考えて運転します。
ミラー内の彼女が小さくならないように(距離が離れすぎないように)走るようにして、彼女が慌ててスピードを上げるようなことがないようにしましょう。

分岐点ではいつもより早くウィンカーを出し、この時もバックミラーで彼女が同じようにウィンカーを出しているか確認します。
特に右折は苦手な初心者が多いので、右折時は十分気を使うべきです。

休憩はこまめに・・休憩後の走り出しもゆっくり

初めてのツーリングでは経験者が思うよりもずっと、初心者は精神的にも肉体的にも疲れます。
スケジュールを組む時には、いつもより早めに、またこまめに休憩をとれるように心がけることが必要です。

運転中の彼女はドキドキしっぱなしでしょうし、のどもきっと乾いています。
彼女が「え?もう休憩?」と思うくらいのタイミングで休憩をとるのが初心者をツーリングに連れて行くときの基本です。
休憩からの走り出しもゆっくり、彼女が焦ることがないように余裕をもって出発しましょう。