性格

女性ライダーの性格(1)さっぱりしている

バイク乗りの女性に当てはまりそうな性格とその魅力について考察していきます。今回は、「さっぱりしている」という性格的傾向について見てみましょう。

「サバサバしている」が含む意味

バイクに乗る女性に対するイメージとして「サバサバしている」という表現がよく聞かれます。ちらっと見るだけではおとなしそうな女性であっても、いざ話してみると自信に満ち溢れており、力強く、特に「他人の顔色に興味がなさそうなそぶり」を異質に感じる人から、そのようにサバサバしていると評されるのでしょう。

バイクという乗り物は、そもそも人を乗せることをあまり想定していません。荷物すらほとんど載せられないのです。「人と時間を共有したい」と思っているのであれば、フレームに囲まれ楽しくおしゃべりできる四輪のほうを選ぶはずですから。無意識であれバイクを選ぶのは、あまり他人に視線を向けないゆえでしょう。

そのために、「誰かと一緒にいたい」と感じる人は少なく、一人でキャンプやツーリングを思いっきり楽しんでいます。

男らしいのではなく「本人らしい」

サバサバしているのは、他人からの評価を気にしないで、自分の好きなことに集中できるからこそです。これは俗に言われる「女性らしさ」とはほぼ無縁の行動ではあるでしょう。しかし、それでは「男性らしい」のでしょうか?

私の知る限り、女性ライダーは自らを男性らしいとは思っていませんし、あえてガサツにふるまっているわけでもありません。彼女たちは、別に女性性を嫌悪しているわけではない、という点は押さえておくべきでしょう。

女らしさ。このジェンダー観こそ、女性から「本人らしさ」を奪ってきて、自立する力を奪い、他人に依存させ、能力を無力化する側面があるのも事実です。

男性や女性といったジェンダーの枠組みにとらわれず、一人の人間として憧れを抱くのも無理はありません。

自分が楽しいと思うことを良く知っており、それをちゃっかりと実行に移している。他でもない自分自身が「自分」についてよく知っているのです。

私たちは、普段どれだけ自分のことを知ろうとしているでしょうか。知っていたとして、どれくらい自分を喜ばせようとしているでしょうか?

そうやって自身を振り返ってみると、バイク女子を見て「かっこいいな」「憧れるな」と感じるのは、彼女らが女性というジェンダー観にさらされながらも自分を見失わず、人生を謳歌している姿に勇気をもらうからかもしれません。