バイク豆知識

スマートなプロテクターが増えている

バイクに乗るなら装着してほしい・・プロテクターのこと

1986年、すべてのバイクについてヘルメットが義務化になる前までは、カブでも中型でも、大型バイクだってヘルメットなしで乗れました。
しかしそれ以降は交通死亡事故損傷部位1位の頭部を守るため、ヘルメットをかぶることが義務化されたのです。

頭部はヘルメットである程度守ることができても、胸部は守ることができません。
バイクは車と違い何かに守られているわけではないため、大切な頭部をヘルメットで守るのですが、心臓や肺といった重要な臓器が収められている胸部はどうでしょう?
やはり胸部プロテクターなど利用して守ることが必要です。

二輪死亡事故の損傷部位ランキングを見てみよう

警視庁の平成27年から令和元年まで、過去5年の二輪死亡事故主たる損傷部位の割合では、ダントツの1位に頭部、ほぼ半数が頭部損傷による死亡です。
次が胸部で、3位の腹部に大きく差をつけて第2位であり、これは過去5年の平均を見ても明らかになっています。
二輪の事故で死亡した損傷部位は頭部、胸部で実に8割近くをしめているのです。

こうした結果をみてもヘルメットの重要性のほか、二輪を運転する際には胸部プロテクターが命を守る重要な役割を持つことがわかります。
警視庁も人気アニメのキャラクターポスターなどを利用して、胸部プロテクターの啓蒙活動を行っているのです。

装着している人は少ないのが現状

バイクに乗っている人ならわかると思いますが、自分を含めて仲間たちの中で胸部プロテクターを装着している人は少なく、中にはロングツーリングで高速を走る時間が長くても軽装な仲間もいます。
ライダーたちは交通事故の際、頭部、胸部が損傷しやすいことを理解していますが、それでも胸部プロテクターを積極的に装着する人は少ないのです。

胸部プロテクターの着用率データを見ても明らかで、だんだんと上がってきてはいるものの、10%にも満たない装着率となっています。
これほど事故の際に胸部が危険とわかっていながら、なぜライダーたちは着用しないのかというと、着用が面倒だし、お値段も高いという理由や、そもそもプロテクターを知らないという意見まで出てくるのです。
自分の命を、体を守るためにも、胸部プロテクターのことをもっと知るべきでしょう。

おすすめのプロテクターをいくつか紹介

プロテクターを紹介する前に、プロテクターのプロテクション性能とは何か、これを知っておく必要があります。
プロテクション性能というのはプロテクターの規格で欧州統一基準に基づく試験によって認証した結果です。
レベル1とレベル2があり、レベル2の方がより高い安全基準を示しています。
プロテクターを購入する際には、できればレベル2の方が安全ということです。

プロテクション性能がCEレベル2、プロテクター部分にNET3テクノロジーを使った高性能プロテクター、イタリアのザンドナ「NETCUBEベスト」がおすすめです。
プロテクト機能が高いのに薄く動きにもマッチし、汗を外に蒸散させる3D繊維が利用されています。
こちらのプロテクターは身長、胸囲に合わせ詳細に選ぶことが可能です。

衝撃で硬くなる衝撃吸収材が入ったプロテクター、HYODのDYNAMIC PRO D3O PROTECT VESTも人気です。
CE規格をクリアし、ウレタンフォームパッドを併用すればより安全性の高いプロテクターになります。