ルール

上から目線になっていないか

意外と自分じゃ気が付かない・・上から目線になってない?

人とうまくコミュニケーションが取れているように思っていても、案外、相手はこの人失礼と思っていることもあるし、上から目線だと思われていることもあります。
上から目線というのは、同じ立場にあるのにいかにも自分の方が上のような言い方をすることや、人を見下したような言い方、態度をすることです。
上司や先生などからこうした態度を取られても仕方ないと思うのですが、自分と同じ立場だと思っている人からこういう態度を取られるとイラっとします。

人に上から目線の態度をされると、ふと自分も上から目線になっていないかと気になります。
上から目線にならないようなコミュニケーション、会話のポイントを知っておくことが必要です。

上から目線になってない?チェックしてみよう

この人、上から目線で嫌だなーと感じたとき、自分はどうなのか?問いかけてみるといいでしょう。
上から目線の人の特徴を理解すると、自分へのチェックにつながります。

何も質問していないのに、わからないの?じゃ教えてあげようか?と言ってくる、これは上から目線です。
教えて下さいと言ってもいないのに恩着せがましく教えて「あげる」と言われたら、誰でも「教えてなんて言ってませんけど」と言いたります。

自分の自慢話が多い

誰も何も聞いていないのに自分の自慢話や得意分野を事細かに話し始めます。
ほかの人のことを「すごいねー」と話題にしていても、自分の自慢にすり替え、みんなが尊敬してくれるようにと話を盛って大げさに話すのも特徴です。

こういう上から目線の人は、とにかく自分こそ一番でほかの人より上に立ちたいと思っているため、相手をけなして卑下するような発言が多いのです。
人の気持ちを全く考えず、誰が傷つこうがお構いなし、これもまた上から目線の人の特徴といえます。

上から目線にならないように・・どう会話する?

私は謙虚だから大丈夫なんて言っている人に限って上から目線的発言が多かったりします。
自分は上から目線だと思わなくても、上から目線にならないような会話術を学んでおきましょう。

上から目線にならないために最も心にとめておきたいことが、「アドバイス」はしないことです。
もちろん相手からアドバイスを求められたときは丁寧に対応します。
悩みを聞いてほしいと言ってくるときは、話を黙って聞いてくれて「そうだね、わかるよ」と共感してほしいのです。

アドバイスが必要な時には「どうしたらいいかな」「どんなふうに動けばいいかな」と質問してきます。
この問いかけがないときは、アドバイスは必要ないのです。

言い方についてもストレートすぎることがないように、また批判的にならないように伝えます。
例えば「たぶんできないでしょ?仕方ないから教えてあげるけど」ではなく、「こういう仕事経験ないよね?じゃ、一緒にやってみましょうか」といえば相手もわからないことを聞きながら作業できるでしょう。